2009年08月05日

高校時代の映画「ボルサリーノ」

  「ボルサリーノ」とは有名な帽子のメーカーの名前らしいです。まさにフランス映画らしくおしゃれな映画に出来ていました。主演はアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドです。当代きっての人気俳優の本格的な共演でした。内容もとても2大スターを意識して作られているようで、その神経がこちらにもピリピリ伝わってくるようでした。本当かどうかは判りませんが、コマ数まで一緒とか台詞の数まで制限されていたとか、映画雑誌に書かれてあったような気がします。でも映画は素晴らしい出来映えでクラシカルな感覚で、音楽もとてもマッチしており、よくまとまっていました。男臭さがぷんぷんする、男のための映画のようでした。アラン・ドロンの美男子ぶりとベルモンドのいなせさがとても対照的ですが、ストーリィも上手く二人を引き立てているようでした。
  フランス映画は1960年代にフイルム・ルノワールといってギャングとか犯罪者を主人公にした映画を撮り、全世界でも大いに評価されていましたが、何故か1980年代になれとフランス映画自体公開されなくなりました。きっと映画産業の偏りや儲かる映画しか公開しない方向での産業構造だと思いますが、フランス映画は隅に追いやられた感じです。ビデオの普及やインドやドイツ映画などの台頭もありますが、フランス映画ももっと頑張って欲しいものです。しかしフランス映画界でもスターの登場が見られません。この二人のようなビックなスターの誕生があればもっと違ってくると思います。
  私は映画の見始めはスターからでした。やはり映画はスターの存在は欠かせません。魅力的なスターがこのところいません。スティーブ・マックィーンはもう30年近く前に死んでしまいましたが、その同時代のライバルであったアラン・ドロンやベルモンドのような存在感のあるスターが不在です。彼らに変わるビックなスターが現れて欲しいものです。
  しかしこの「ボルサリーノ」は今でも立派に通用するおしゃれな小粋な映画だと思います。まだ見ていない人はDVDでお勧めします。私は「スティング」よりこちらのほうが好きでした。 
posted by ヒロシ・マックイーン at 06:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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