2010年01月28日

DVD鑑賞記「グランド・トリノ」

  物心ついたころからクリント・イーストウッドという俳優を私は見続けているような気がします。私の一番のごひいきは勿論スティーブ・マックィーンですが、彼以上に私の人生で観ている人かもしれません。まあ長く映画の世界に君臨しているのでそれだけ作品数も多いのですが、それ以上に30年以上も主演、監督、製作などをしているのも凄いというしかありません。今のアメリカ映画界にとって彼は今は亡きポール・ニューマンの後を次ぐ大スターであり、目標となる映画人だとも言えます。
  彼の作品の多くを私は観ていますが、世間の評価よりなぜか私は高くはありません。一部の作品は高く評価できますが、アカデミー賞を受賞した「許されざる者」や「ミリオンダラー・ベイビー」も何故作品賞を獲得できたのであろうかと首をかしげました。別段彼が嫌いなわけはないのですが、そんな価値が見いだせないのです。思うに彼の作品はどうも画面が暗いのです。明るい野外の場面でも空もどうもスカッと明るくありません。そんな場面など映画の評価とは関係はないのですが、映画も画面同様に心が晴れません。どこかくすんだと言うか、もやもやした気分にさせられます。やるせないと言うか、もやもやっとした気持ちになるのです。だから映画を見終えたとき、どうしてこの映画を撮ったのであろうかとか、こちらの予想を裏切る終わり方をするので、最後まで不安なままで終えるのです。それもひとつの映画の魅力でもありますが、余韻が後を引きずり映画の醍醐味を失います。
  この「グラン・トリノ」もその一つでした。その前に「チェンジリング」も映画の出来は素晴らしかったのですが、何となく後味というか、心に引っかかる場面のパレードだったので心が晴れなかったのを覚えました。雑誌などで「グラン・トリノ」の出来の素晴らしさを読んでいたので、とても期待をして観たのでした。
                          続く
posted by ヒロシ・マックイーン at 07:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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