2010年09月13日

社会人になって観た映画1975年「オリエント急行殺人事件」

  この映画は広島映画サークル協議会の例会作品でした。その頃のサークルは例会作品の形態を巡って試行錯誤を重ねていた頃です。
  映画の好きな人は封切り作品も観るということになり、毎月の例会に封切り作品を選定した頃です。
その頃は多少なりですが、毎月赤字を計上していました。会員が1000名くらいでしたから、やや苦しい運営状態でした。そこで思い切って旧作の上映ではなく、新作を例会に取り入れることでした。
その作品の1本がこの「オリエント・・・」です。たぶんですが、併映作は「フロント・ページ」だったような気もします。会報を調べれば判りますが、ちょっと怪しい気もします。
  この作品は正当なる娯楽ミステリー大作です。豪華キャストで絢爛たる輝きを放った大作です。
私はあまり好きではありませんでしたが、この映画の大ヒットでアガサ・クリスティーの作品がその後何年にもわたって次々製作されました。
私はこの映画の前に「そして誰もいなくなった」という作品を観ていました。この作品は大いに満足させてくれる名作でした。だから「オリエント・・・」も大いに期待したのですが、大した出来映えではないので、ちょっとがっかりした覚えがあります。犯人は誰だというミステリーではなく、最初から全員が犯人だと判ってしまうのです。この作品は豪華キャストを観る映画でミステリーを期待してはいけない映画だと思った次第です。昔、日本映画でもよく豪華キャストとか、空前絶後とか惹句がポスタ−に書かれていました。確かにこのような洋画は当時としては案外珍しいのかも知れません。
  ポアロはアルバート・フィニーが演じましたが、日本ではそんなに人気俳優ではありません。どちらかと言えば、渋みのある地味な性格俳優というところでしょうか。
しかし脇と言うか、出ている俳優たちが凄い。彼ら一人で1本の映画が出来てしまうキャストでした。
思い出してみれば、ショーン・コネリー、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・パーキンス、ローデン・バコール、イングリット・バーグマン、ジャクリーヌ・ビゼット、マイケル・ヨーク等が頭に浮かびます。
 私は彼女の原作は1冊も読んでいませんが、その後に作られた、アガサ・クリスティー失踪事件のほうが、よっぽど面白く思いましたが、世界中で愛読されている、彼女のミステリーは読み応えあるものでしょうね。
  そういえば書いていて思い出しましたが、彼女の原作で映画化された、「情婦」という映画がありましたが、この作品は見応えありました。当時はまだTVでしか観ていませんデでしたが、数年後サロン・シネマで上映されたことがありました。真っ先に駆けつけましたよ。
この映画とだいぶ離れましたが、映画サークルにとって重要な作品では違いありませんでした。でも映画はそんなに観るべきところはなかったような気がします。
posted by ヒロシ・マックイーン at 13:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。