2010年10月04日

社会人の時に観た映画1975年「デルスウザーラ」

 黒沢明監督が「トラ・トラ・トラ」で降板させらた後作った作品ですが、黒沢監督に絶大の評価と信頼をおいていたソ連映画界が彼の好きなように撮らせてもらった作品です。だいぶ苦労したそうですが、なりよりもカラーの色が一番のの苦労したと言っていました。私は朝日会館の大画面で観ましたが、そんな苦労はよくは判りませんでしたが、素晴らしい映像でシベリアの大自然を満喫しました。
 黒沢監督の好きなような撮ったのですから、悪かろうがありません。彼の作品は大方観ましたが、私の中では好きな部類にはいります。何より主役の俳優が素晴らしい。演出のてらいがなく、とても自然に進んでいきます。まるで大自然が主役のようで、これ見よがしの演出はなく、実に大河のように堂々と進んで行きます。以前から黒沢映画があまり好みでなかった私ですが、この作品は参ってしまいました。特にキャプテンが川に流されるシーンや大草原で道に迷い、草を刈るシーンなどは眼を瞠りました。よく撮ったものです。ある意味黒沢映画の集大成かも知れません。ドラマチックな出来事はありませんが、一コマ一コマだ完成されているような気がしてすんなりと観ている私たちに入ってくるのです。今までの黒沢映画には経験しなかった事です。膨大なお金と労力が国を挙げて作られたことが、見受けられます。
 この後、「影武者」や「乱」等が国内でも作られたが、私はこの作品が一番好きです。国内ではこの映画に対し色々言われたようですが、シベリアだから出来た映画だと思っています。
posted by ヒロシ・マックイーン at 14:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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